冬といえばカニを食べる機会も多くなるのではないでしょうか?
食用のカニといえばタラバガニとズワイガニが頭1つも2つも抜けた知名度を誇ると思います。
そしてこのどちらかがカニではないというのも聞いたことがあるのではないでしょうか?
ズバリ、カニではないのは・・・
タラバガニです。英語ではred king crabって言うらしいです。(何がkingなのかは知りませんが)
カブトガニもking crabと言うらしいです。その区別のためにredをつけてるんでしょうか。
Wikipedia(タラバガニ)をみるとカニではなくヤドカリの分類になるのだそうで、これは聞いたことがありました。
タラバガニは足が8本しかなくズワイガニは10本だと思われている方もいるでしょうが、違います。
確かに画像を検索すれば一目瞭然に違います。
毛が多く生えた毛ガニなどいろんなカニがいるので決定的な違いは足の本数ですが、実はカニもヤドカリも十脚目(じっきゃくもく)という分類でエビも含まれており、世間で言う甲殻類はほぼ十脚目だそうです。
つまり、足の数はみんな5対10本です。
じゃあ、あと2本はどこに行ったかというと、甲羅の中の鰓室(さいしつ)という鰓(えら)の掃除のために隠れているそうです。これはヤドカリに共通した特徴のようです。
環境によってヤドカリに近いのに見た目はカニよりという進化を遂げたようですが、動物ってすごいですよね。タラバガニ同様にカニでないのは他にもあるようでタラバガニ属にはハナサキガニやアブラガニもヤドカリに分類されるそうです。
このアブラガニは以前タラバガニとして流通していた偽装問題があったそうです。購入の際はお気をつけて(´・ω・`)
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